店長の斉藤です。

今回は濃いワインがお好きな『濃厚民族』の方必見のワインをご紹介いたします。 スペインのマドリッドの北、「カスティーリャ・イ・レオン州」にある「トロ」という地域の『ティンタ・デ・トロ種』(テンプラニーリョとD.N.A.的に同じ)を100%使用した赤ワインです。スペイン語で『ティンタ』は『赤ワイン』のことで、ブドウの品種が「トロの赤ワイン」という意味を持っているのです。 驚きなのがこのティンタ・デ・トロ種の樹齢なんです。ワイン用の葡萄では一般に40年くらいで高樹齢と言われます。、樹齢が上がるほど根が地中深く伸びて品質が向上するといわれておりますが、同時に木になる房の数が減り、生産量が極端に落ちるためよほどの高級ワインでない限り木を引き抜いて新しい木を植えたほうがビジネス的にはよいのです。しかーし、今回のこのワインは樹齢140年以上!!(インポーターは仙人クラスと申しておりました。)当然この樹齢になりますと、収穫量が激減。一㌶あたり15ヘクトリットルと驚愕の数字で、これはブルゴーニュのグラン・クリュの収量規定の1/3以下なのです。!! さらに、フランス産新樽100%にて14ヶ月熟成。濃厚な果実と樽のバニラの香りが見事にマッチしており、2ランク上の高級感です。スペインだからこそのこの価格とクオリティーです。

アバニコ ロス・コルミリョス 2009 ティンタ・デ・トロ種 100%

スペイン カスティーリャ・イ・レオン州 トロ地方

5,250円